西水元・S邸 新築工事完成


主に1階が親世帯、2階が子世帯の2世帯・木造・小屋裏収納付の住宅です。この投稿では、外観と親世帯のご紹介で、次回子世帯のご紹介を致します。

〈外観)
屋根は瓦屋根で、落ち着いたグリーンが特徴的です。玄関・屋根の上裏、バルコニーや妻飾りを明るい木調にし、サッシをステン色にすることで、和モダンな雰囲気に仕上がりました。

〈構造〉
今回は、葛飾区の木造建築物耐震助成に基づき設計致しました。
一定の基準を満たした木造住宅で耐震診断者によって耐震診断した住宅で、耐震改修や建替え、除去を行うものに助成されるものです。
屋根の瓦、地震・風による力を考慮し、弊社では基準の建物外周を構造用合板で施工し、建物のバランスを見て適宜に筋交いを配置しています。
また、柱の引き抜き力を考慮し、N値計算によってホールダウン金物を配置、自社・第三者機関・葛飾区の検査を実施しています。

〈親世帯)
玄関ホールと和室が特徴的です。ホールには、以前の住まいの鬼瓦を飾り、美術館のような趣きです。
六畳+八畳mの和室は、大広間になるように襖は4枚の片引き戸にしてあります。最近では珍しい、真壁の和室で障子越しの明かりが気持ちの良い空間です。