東水元木造2階建の現場は現在、内部の造作中です。
ユニットバスを入れ、内部間仕切りをし、壁に石こうボードを貼り、玄関収納などを入れていきます。大工さん3人で作業分担しながら急ピッチで進んでいきます。内部造作の仕上げが後のクロスなどにも影響するので、大工さんの腕の見せ所でもあります。
先週はキッチン屋さんと、給排水の打合せなどを現場で打合せしたので、今週キッチンを入れる予定です。
外部も今週ALCを建てこみ、家に肉がつく感じになっていきます。
検査時はサッシや玄関ドアを閉切り、専門の気密測定試験機を使い、大きな送風機で建物内の空気を外に排気し、室内の気圧を測定します。
家自体にどのくらいの隙間があるのか(気密性)がわかるのです。
気密性の判断としては、平成11年に経済産業省・国土交通省が設定した地域ごとの「次世代エネルギー基準」において、気密性能を示すC値(相当隙間面積)を東京は1㎡あたり5cm²としています。
結果としては、1㎡あたり0.43cm²の隙間しかないという結果になりました!
1cm²以下が気密住宅の目安と言われるので、とても優秀な数値です。
今後は内部の造作工事を行なっていきます。
設計コンセプト
親世帯・子世帯2の計3世帯が住む住居です。完全に住居スペースが分かれ、界壁を遮音構造とし確認申請は「長屋」として申請しています。
L 型敷地ですが、子世帯の住居面積や日照条件をなるべく同じにすることに配慮しました。
・外観
お施主様のご希望の山吹色をベースにしながら、アクセントパネルのクリーム色の配分を増やすことで、明るい雰囲気に仕上がりました。
・外構
手前にある有料駐車場と住居スペースを分ける意味合いもある、レンガタイルのポストです。それぞれ色を変え違いをつけました。
・内部
それぞれ3世帯で雰囲気が違う住居が仕上がりました。親世帯は白いクロスでシンプルに、子世帯は各部屋それぞれ好きなクロスで個性的に仕上がりました。
東水元で、長期優良住宅・フラット35S(20年金利引き下げタイプ)【以下フラット35S20】・確認申請をしていた木造2階建の、フラット35S20と確認申請が下りました。長期優良住宅は行政庁からの認可待ちですが、直に下りる予定です。
長期優良住宅の「耐震等級2」をクリアするために、許容応力度計算という構造計算をしました。やはり、いつもの壁量計算よりは耐力壁が増え、がっしりした建物になります。
また、今回はTOSTEMのスーパーウォール工法を取り入れることによって、「省エネルギー等級4」もクリアできました。
来週末には着工予定です。
平成22年9月竣工
木造2階建住宅
延床面積:102.38㎡
先日、水元の木造2階建の現場の完了検査を受けました。
葛飾区役所の方が来てくれるのですが、24時間換気、防火設備、建物高さ、境界からの離れ等、確認します。
無事検査は終了し、検査済書が下りました。
あとは外構工事が主になり、土間を打ったりなど、お引渡しまでラストスパートになります。
水元の木造2階建の現場は、内部造作が終わり、クロスを貼るためのパテ処理作業中です。
パテ処理とは、クロスの仕上げ表面をきれいに仕上げるために、ボードの継ぎ目などを埋める作業です。
このパテ終了後、クロスを貼る作業になります。
外部は、足場がばれたのでそろそろ外構工事に入ります。
工事も終盤を向かえています。
パテ処理
葛飾区内で、長期優良住宅・フラット35S(20年金利引下げタイプ)に対応する木造2階建住宅を設計中です。
長期優良住宅は、世代を超えて住み継いでいけるような性能の高い家の普及を促進するものです。
性能評価の10項目のうちの、「構造の安定」「劣化の軽減」「維持管理・更新への配慮」「温熱環境」の4項目でクリアし評価機関に申請すると、長期優良住宅として認定されます。
まだまだ、馴染みがなく、一般住宅に比べ建築コストもアップしますが、長期優良住宅に対しては住宅ローン金利引下げや、税金面の優遇措置のメリットもあります。
長期優良住宅は気になるけど大手の住宅メーカーでは敷居が高い・・・とお思いの方、ぜひご相談を!!!