南水元2階建て 建て方


南水元の木造2階建は、20日に土台を引き、22日に建て方をしました。
写真は、更地の状態と建て方(柱と梁・小屋梁を組んだ状態)後の比較です。基礎段階では、設計図よりも小さく感じてしまうお施主様が大半ですが、建て方後は大きく感じるそうです。

ポターンという電動のクレーンが、プレカットされた材料を持ち上げていきます。建物内で、リモコン操作で材料を下せ、静かです。
土台は米ヒバ、柱はホワイドウッドの集成材、梁は米松を使用しています。シックハウス対策に係る基準(ホルムアルデヒドなど有害な化学物質に係る基準)では、発散量でF☆☆☆☆(発散量少)~F☆☆(発散量大)と使用面積を制限していますが、柱・梁などの室内に面してないところもF☆☆☆☆のものを使用しています。

土台に防蟻・防腐剤は白アリ・湿気対策です。地盤面から1mの高さまでは何らかの対策をとるように建築基準法で定められています。写真では土台だけですが、この後、柱ももちろん処置します。

現場は、南水元の区画整理をしている場所で、中川を眺め、見晴しがよいです。飯塚橋からも見えます。

基礎配筋、コンクリートを打設しています


先週末から型枠を組み、基礎の配筋を始めました。耐圧盤を、鉄筋径D13を150mmピッチに、基礎梁の鉄筋径をD16にと、木造の建物の割には鉄筋が太く細かいので苦労しました。大雨などもあり、5日程配筋に要しました。
昨日社内検査、第3者機関による配筋検査で、鉄筋径、長さ、かぶり厚さ等を確認しました。
今日から、コンクリートの打設です。雨が降らないように願いながら、耐圧盤のコンクリートを打っています。打設しているコンクリートの硬さや空気量をみるため、これも第三者機関に確認してもらいます。スランプ試験といって、内径が10㎝~20㎝、高さが30㎝のコーンにコンクリートを入れ、はずした時の下がった長さを調べ、コンクリートの硬軟を確認します。設計図書にはスランプ値は18cmとしております。許容範囲は±2.5cmです。
この時期は湿度が高いので、スランプ値が高めに出がちです。また、テストピースを作り、圧縮強度試験をしてもらいます。

小林ビル、着工致しました!


弊社小林ビルですが、夏季休暇中にようやく確認申請がおりました。木造で軒高9mを超える適判物件だったがために、確認申請を提出してから3か月もたってしまいました。同じ木造3階建共同住宅は確認申請を提出してから、問題なければ1か月程度でおります。
構造事務所さんには、苦労をかけました。。。

が、晴れておりたので8/17から着工致しました。すでに地盤改良はしておりました。遣り方をして、レベルを出します。根切りをし砕石を敷き詰めます。その後、ポリフィルムという薄い防湿シートを全体に敷きました。土から上ってくる湿気を防ぎます。
その後、捨てコンを打っております。
本日は猛暑日なので、職人さん達も汗だくです。

工事が始まり、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けいたします。

夏季休業のご案内

弊社では、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。期間中は何かとご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいます様お願い申し上げます。

夏季休業:8月11日(水)~17日(水)の7日間

なお、8月18日(木)より平常通り営業いたします。

コンクリート打設しました。


南水元2丁目の木造2階建は、基礎の配筋、給排水管の設置をし、耐圧盤のコンクリートの打設をしました。コンクリートミキサー車から、ポンプ車にコンクリートを移し、打設していきます。翌日に、基礎立ち上がり幅12cmを確保する型枠をし、基礎に埋め込むホールダウン金物もセットします。前日同様に打設しました。
夏場なので表面上はすぐに乾いてきますが、3~4日養生をしてから土台敷きなどをしたほうが、後々の建て方に影響を及ばさずに済みます。
土台敷きは夏休み後にします。

配筋検査しました


南水元の木造2階建は、基礎の配筋をしました。先週鉄筋を加工し、今週月曜日に組みました。弊社のスラブ筋は、木造2階建でも「D13の異形鉄筋を200mmピッチ」で入れているのが特徴です。
木造2階建の他社様物件ですと、D13よりも細いD10を使うのが一般的です。もちろん太い鉄筋が必ずしもいいというわけではなく、コンクリートが回り込まなければいけませんので、鉄筋同士の空きがある程度なくてはいけません。
社内検査では、図面通り鉄筋が入っているか、捨てコン・型枠からの空きや定着長さなども確認します。
次の日には第三者機関のJIOの配筋検査を受けました。検査の結果はOKでした。
次回はコンクリートの打設について書きます。

南水元で木造2階建新築始まりました


現在南水元2丁目で区画整理が行われている地域があります。
この地域は道路を広くするために区画整理が順次行われており、各ハウスメーカー様や工務店様による住宅が建築中です。弊社でも去年の夏に、HPのTOPの写真で掲載されている住宅を建設致しました。
新築にご興味のある方は、この南水元の区画整理中の地域を見学されるのがお奨めです。また、弊社設計の建物に興味を持たれましたら、ご連絡いただければ幸いでございます。

このような新築住宅が並ぶ地域で、延床107㎡程の木造2階建+小屋裏の住宅の基礎工事が始まりました。以前、地盤調査を行い、改良杭による地盤改良を行っています。
基礎をつくる際の高さの基準となるように、建物が建つ廻りに板を水平に取り付ける「遣り方」を行い、「根切り」といって、基礎をつくるために土を掘削します。「砕石」を10cm敷き詰め、「防湿シート」というビニールのシートを地面から上がる湿気が建物に上らないように敷きます。
その後、建物の墨出しを行う際に必要になる捨てコンクリートを打設します。
建物の位置や高さを決める際にとても大事な作業です。

来週には型枠を組み、配筋をします。

地盤改良をしました


弊社小林ビルは現在建物がない更地の状態ですが、地盤調査と地盤改良を行いました。
地盤調査は、地盤の構成や硬さなど調査する内容で、標準貫入試験や載荷試験などと試験方法が異なりますが、木造3階建てという建物規模と大きさから、スウェーデン式サウンディング試験(略してSWS試験)という方法で行われました。
SWS試験は、先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに段階的に荷重をかけて地面にねじ込み、25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。
土の硬軟または締まり具合、或いは土層の構成を判定します。
6点測定し、不同沈下(地盤が建物の重さを支えきれず、建物が不揃いに傾く)が起こる可能性があるので、地盤改良が必要との結果が出ました。

今回は柱状改良といって、プラントで攪拌してセメントミルクを作り、それをポンプで圧送し、ロッドの先から出し、地中で土と泥状になるまで混合攪拌して杭を作ります。直径が60cmの改良杭が80本!もあります。今回は木造3階建の共同住宅で荷重が大きくなり、水元エリアの木造2階建の建坪30坪程の柱状改良をする家の倍ほどになりました。
現在は養生期間中です。

今回は、木造で軒高が9mを超える適合性判定が必要な建物で、通常の確認申請+指定機関による構造計算のチェックがあるので、確認申請が下りるのに時間がかかり、8月に基礎着工となりそうです。

地鎮祭を執り行いました。


ご無沙汰しております。ブログ担当のパソコンの調子が悪いのと、写真をアップできるようなことがなく、しばらく休んでおりました。
まだ梅雨だというのに、この暑さ!!皆様、熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

近隣の皆様には、何かとご迷惑をおかけ致しましたが、弊社の解体工事が無事終わりました。更地になり、仮事務所が道路から見えている状態です。

8月の着工を目指し、先日地鎮祭が執り行われました。青竹を立て、しめ縄で、これから建てる建物の形を作り、その中に祭壇を作り、お酒や野菜などをお供えします。
社員全員で参加し、工事の無事を祈願しました。

解体進捗状況


現在解体作業中の小金建工のビルは鉄骨3階建の建物で、1階倉庫、中2階が応接室、2階が事務所、3階が賃貸住居で構成されていました。
築35年程になり、建替えられることとなりました。
1階はがらんどうになり、2・3階の造作が壊されている最中です。

解体と並行して、役所へ提出する確認申請作業も進められています。
同じ場所に、木造3階建+小屋裏収納付きで、1階が事務所、2・3階が住居スペースの建物を計画中です。
軒の高さが9mを超えるので、構造計算適合判定といって、建築主事が行なう審査とは別に、第3者で一定の技術力を有するものが適合性を確認します。